自殺という選択肢をどうとらえていますか?

人はなぜ自殺したくなるのかという問いに対して、誰も明確な答えを出すことは出来ないと思います。 しかし、自殺する引き金となるものはいくつかありますのでそれを紹介します。

人間関係のストレス
■現代社会の抱える複雑な問題
現代社会では複雑で多種多様な問題を抱えています。日々、生活していく上でそれが重いプレッシャーとなって、どう処理したら良いのか分からなくなり、悲 観的になったり、自暴自棄な気分に陥ってしまったり、必要以上に自分を責めたりしてしまうこともしばしばあります。
■職場でのトラブルや家庭不和
様々なトラブルや不満が下人で仕事への意欲の消失や、自分自身の能力への疑問、自分が正等に評価されていないといった不条理を感じ、社会的に孤立したり します。また家庭内の人間関係のもつれから生じる摩擦や家庭崩壊、加えて経済苦境といったストレスの重層化と悪循環に苦しめられます。
■学校でのいじめ
子供達にとって学校環境や友人関係は大人が考えているより遥かに重要であると同時に一種の閉鎖的社会でもあります。大人の目線で「そんなことぐらい」と思 えるようなことが、案外子供にとっては命にも替え難いほどの事柄であったりします。精神的にも未成熟な子供達にとって今の状況が将来を決定的にしてしまう 様に思えて明日への希望を見失ってしまうのです。

喪失体験
■精神的喪失感
人は配偶者、子供、親や親しい人が亡くなった時はとてもつらく、悲しい思いをします。一緒に死にたいと考えてしまう事さえあります。そんな時、こころを支えてくれる人がいないと、うつ的気分から抜け出せず、本当にうつ病になってしまいます。
また喪失体験は、失職、転職、単身赴任、引越し、リストラ、子供の独立からも起こりえます。
■身体的喪失感
これらの社会的、精神的な喪失感のほかに身体的喪失感も見逃せない自殺の要因となります。
病気や怪我で身体の機能を失うことは大変つらいことで、それが元で希望を失って自身がなくなってしまうのです。また老化により目や耳の希望が衰えたり、更 年期障害による不具合も身体的喪失といえます。これらが老年期うつ病の引き金ともなります。



自殺の増加

世界に冠たる長寿大国であると同時に世界有数の自殺大国である日本、本当に平和なのだろうか。1年間に何万人もの自殺者が出るということは平和とは いえないのだ。ここ数年自殺が急激に増加し、5年連続で自殺者数が3万人を超えるといった非常事態となっております。この数字は交通事故で亡くなられる方 の約3倍以上の数字で、また自殺未遂は既遂の20倍もあるといわれています。 では、なぜ日本はこんな自殺大国になってしまったのでしょうか?

1.不況における先行き不安
まず第1に、現代日本における自殺増加の一因とされている不況による先行き不安からくる自殺者の増加である。ここ数年、自営業の方が不況で廃業になった り、働き盛りのサラリーマンがリストラされて無職になり、そのまま再就職できずに苦悩の末自殺という報道を良く耳にしました。最近ではこれに加え新たに、 就職難の大学生による自殺者の増加が問題や、会社や上司に厳しいノルマを与えられ、心理的に体力的に追い詰められ、最終的にストレスが溜まりに溜まって過 労自殺にいたるといった問題が増加しており、早急な解決策が求められています。
2.現代人が抱える心の問題
 第2に、現代日本における自殺増加の原因とされているのが、現代人の抱える心の問題である。
作家の五木寛之氏は、自殺の起きる原因は何かという問いに対し、「こころが乾いてしまっているから人間の命が軽くなってしまう。軽い命は簡単に捨てること ができるし、奪うこともできる。だから、自殺者の増加と凶悪犯罪の増加が並行して起こっているのだ」と述べている。また、五木寛之氏は今の時代を次のよう に述べている。「私たちは平和の中に住んでいる・・・しかし、ある意味ではこれは戦争である。それは心の戦争であり、インナー・ウォーという言葉がピッタ リと当てはまるかもしれない。

自殺志願者への対応

今まで、自殺のサインを発見し、早期に対策を打つことが重要と説明してきました。 では実際、あなたがそのような立場にたたされたらどう対処したらいいのでしょうか?

もし、「死にたい」と告白されたら…
もし、あなたが誰かに「死にたい」と告白されたら、あなたならどうしますか?
誰だってびっくりします。ショックを受けます。そして不安になり、冷静さを失います。そこで、人は正論をはきます。「もっと強く生きよう。」・「死んで何 の得があろうものか」等々・・・ これらの言葉はただしい言葉です。しかし、これらの言葉は自分の不安を和らげるための言葉で相手の不安を和らげるための ものではありません。 人は悩みがそれほどでもないときは、元気な励ましで強くなれます。しかし、自殺したいという深い悩みを抱えている人にとって、前向 きな正論をぶつけられても「ああ、この人もわかってくれないのか・・・」とその場を去っていくだけです。そこに解決の道はありません。ただ明るく前向きな 励ましの言葉がいつもいいとは限りません。

まずは、話を聞いてあげましょう。
一番必要なことは聴いてあげることです。死にたいなんて言われたら、人は誰でも不安に陥り、「死ぬんじゃない」とか言いたくなりますが、それでも、まず は、「どうしたの?」と話を聴きましょう。説教する前に、相手の言葉に、相手の心に耳を傾けちゃんと話を聴きましょう。 死にたいと言ってきた人の自殺を 予防するためには、まずは、ともかく話を聴きくことです。

  このような話を聴くことは、楽しいことではありません。話を聴く方も辛い作業となります。しかし、自殺予防のためにはそれが必要なのです。 死にたいと思うほどの苦しみ、辛さ、悲しみ、悔しさ、恨み、怒り。話さないままで死んじゃうなんて、そんなことしないで、どうか話してくださいと。 話を聴いてもらうことは、私たちが想像している以上に、自殺予防の大きな力になります。話を聴いてもらい、共感してくれることは、生きる意欲につながって いくのです。

 会話をしている間は自殺できません。正論を吐いて会話を終わらせないで、ともかく会話を続けま しょう。「また電話してくださいね。」・「明日また話してね」等々・・・、話を聴き、共感することで生きる意欲につながり、自殺予防につながります。また 会話を続けることで自殺を先延ばしにできます。自殺を先に延ばせれば、その間に弱った心が次第に回復します。そうなれば苦しい現実が何も変わらなくても人 は死のうとはしなくなります。 だから、話を聴きましょう。

自分をしっかりと守ろう 
こんな暗い話を聴き続けることはとても辛い。だから、自分の心をしっかり守りましょう。あなたが、強さや冷静さを失ってしまっては、相手を助けることが難 しくなります。なので必要以上に背負い込まず、あなたの出来る範囲で精一杯やりましょう。 自分を守るためにも自分を助けてくれる人も探しましょう。自殺 の話は相手の信頼を裏切ってはいけませんが、自分ひとりで抱え込むにはとても大きすぎる話です。職場や、学校、家庭、信頼できる他の人と、その問題を共有 しましょう。

カウンセリング的面接の目標を持とう
カウンセリング的面接の目標を持って相手と接するようにしましょう。カウンセリング的面接とは、ただ、相手の話を聴くだけではありません。カウンセリングの人間観は、「人は自ら良くなる力を持っている」という人間観です。

 人は、心の健康を取り戻せば(自己一致できれば)、必ず自ら生きる意欲を取り戻すこ とができるという信念に基づいています。だから、ただ人の話を聞いて、その結果、その人がどうなろうともその人の自由だとは考えません。相談者の自由と自 己決定は確かに重んじますけれでも、その人が何をしても勝手だと考えているわけではありません。心が弱り、生きる意欲を失っている人、やけになったり、い じけたりして、自己決定力が一時的に弱っている人々に、話を聴くことで共に寄り添い、側面からサポートし、その人が心の健康を取り戻し、真の自己決定ができるようになることが、カウンセリングの目標なのです。

 きっとそうなることができると信じているからこそ、じっくり、人の話を聴くことができるようになります。 そして、自殺は、冷静な自己決定の結果による決断ではなく、心が弱り(自殺の準備状態にあり)、孤独と絶望感に押しつぶされた結果の行為ということを知るのです。

伝えたいメッセージ
あなたの大切な人を考えた時、大切な人に自殺なんかして欲しくない。でも、ただ生きているからいいというわけじゃなく、できることなら、いきいきと暮らして欲しいと誰もが願うことでしょう。

 だから、心が弱っている人にこういうメッセージを伝えるのがいいと思います。
「あなたも愛されているし、あなたも一人ではないのですから」

  このメッセージを伝えるとても有効な一つの方法が、お説教ではなく、カウンセリングであり、傾聴し、共感するという技法なのです。相談に乗っている時に、 死にたいと思っている人の話を一生懸命聴くことに加えて、何かを語りたいとしたら、こういった言葉がいいと思います。「あなたの話を、もっと、もっと、聴 きたい。」・「あなたが死んだりしたら、私はとても悲しい」

自殺予防の方法 原則と、そして、
「自殺予防の標準的な話としては、話を聴こう、共感しよう。」です。
だからといって、いつも原理原則に縛られることはありません。時と場合によっては、特別な方法が効果的なことも確かにあります。

 例えば、「死ぬな、ばかやろう!」と、泣きながら殴りかかって、自殺を防止できたこともあるでしょう。基本的な原則から、かけ離れたか行動もしれません。しかし、この二人の特別な人間関係、この時の特別な状況下にあっては確かな効果が出ているのです。

 「学者」の中には、一般的な原理原則だけで、個々のケースが見えなくなってしまう間違いを起こす人もいます。また、「個人」の中には、自分自身の体験を一般化しすぎて、原理原則や、他のケースを認めない人もいます。どちらも、気をつけましょう。

 実際、死にたいと思っていて、そこに、生きようとする言葉、人生はすばらしいという言葉が伝えられたり、励ましを受けて、結果、死を思いとどまる人々は例外的ではなくて、たくさんいるのです。

 

 

任意売却について

メールでのご相談は24時間受付中。

任意売却によるご相談者様のご負担はありません。 任意売却のご依頼を受けた不動産の売買代金の中から支払われます。 成功報酬となりますので、ご相談からアフターフォローまで無料でご利用いただけます。裁判所からの差し押さえ通知が届いてからでもまだまだ間に合います。

■秘密厳守 ■相談無料 ■迅速対応
メールでのご相談はコチラから

こちらもご参考下さい!


「住宅ローン救済センター」
http://www.ninbai-center.com



任意売却競売 の違いをお客様の声や成功事例を挙げながら、詳しく解説しています。
「任意売却とは何?」という方にも、大変わかりやすいとご評判を頂いております。

あなたのこれからを一緒に



■競売のことでお悩みの方へ
住宅ローン返済に関するお悩みの相談から、任意売却に至る債権者との交渉、専門家との相談、物件の調査や売却活動はもちろんですが、引越し先の手配、精神的なケアや今後の再出発のための手助けまで。 住宅ローン返済から解放され、「心」の"再生"を実現できることが相談員一同の願いであり、喜びです。

〜代表取締役 北端秀行のブログ〜
裁判所正面で働く社長のブログ